推す、推さないという選択

2月22日土曜日、超特急FCツアーToooooo8に参戦した、どこにでもいるファンの、ありきたりな、感想文です。


20日木曜日、たまたま休みを取っていた私は昼13時過ぎほぼリアルタイムでユースケくんの脱退を知る。私は、彼が休養中もブログを書いてくれたという根拠もあって彼ならいつか本当に復帰してくれると信じてたので、虚無になった。ずっと、復帰後のライブはどこでするんだろう、8号車全員で「ありがとう」って言いたいなあ、どすこい踊ってるところ見たいなあ、って考えていたので、虚無で頭が働かない中、漠然とした悲しさが頭の中を埋め尽くした。

そんな中で、それでも、ユースケくんはいないけど、本当にいなくなる前に、私がずっと見たいと思っていた6人でやるライブを最後に目に焼き付けておきたい、と思って、20日夜チケトレに応募したら当選した。21日の12時過ぎ、職場でお昼ご飯を食べていた時だった。

帰宅して、次の日の準備をしながら、悪い言い方をすればこんなしんどくなる元凶となった彼らに自ら会いにいくなんて、私ドMか?と思った。高い交通費払ってチケ代払ってしんどくなりにいくようなもんでしょ?何やってるんやろ…ってちょっと馬鹿らしく思えてた。


行きの新幹線も虚無だった。なんというか、どういう気持ちで会場へ向かえばいいのだろう、という感じかな。どう頑張っても楽しみとは言えない、でもこんな感情、メンバーもユースケくんも誰も望んでない、でも……の堂々巡りだった。もしかしたら、今日がお別れになるかもしれないし、これから応援すると決めたとしてもそこにユースケくんはいない……と、ネガティブ全開だった。


会場着いても、楽しみそうにライブを待つ人がたくさんいて、7推しで悲観的なの私くらいしかいないんじゃない…?っていうくらいのムードだった。ツイッター見てても、会場の8号車の様子を見てても、多くの人が楽しそうで、でも、これが彼らの望んでいることだろうなと思った。彼らはきっとファン歴たった数ヶ月の私よりも苦しんでもがいている中、8号車楽しませてくれようとしてるんだから、それだけは絶対忘れないようにしようと誓った。


ライブは信じらないほどの熱量でスタートした。8号車の抱いている不安、そしてメンバー自身の不安を全て払拭させるぞ、といわんばかりの力強さだった。あんなCD音源じゃないタカシ初めて見たな。


ライブが終わって、このブログを書いてる今、私は何が悲しかったんだろう。

虚無状態で、漠然とした不安が襲っていて、何て言ったらいいのかわからなかったが、今改めて考えてみようと思う。


ずっと生で見たかったユースケくんがこれから見れないのが寂しい。

ユースケくんはどうしようもない理由で休まざるを得なかったのに、これから多分メンバーはユースケくんの名前も言えないし、ユースケくんも超特急の名前は言えなくて、まるで初めからいなかったかのような扱いになるのが、理不尽で仕方ない、寂しい。

ツイッターでブログや漫画がバズったりドラマの主題歌になったりと、グループとして上昇傾向の中、グループを愛してめちゃくちゃ頑張ってくれてた超特急の特攻隊長が、道半ばで辞めたのが悔しい。


これ全部今から解決できないね。どうしようもなさすぎる。しんどい。

でも、なんとなく、この人たちだったら苦楽を共にしてもいいかなって今思った。もちろん私が楽しむために超特急を推してるんだけど、人生楽しいことばっかりじゃないよな。今回みたいにどうしようもないようなしんどいことやって絶対あるよな。そういうことがあっても一緒に苦しい気持ちを共有したいかどうか、がこれから超特急を推すか推さないかを決める判断材料になる、って私自身書きながら今思いついたけど、私は共有したい。私がしんどい時彼らが勇気づけてくれるように、彼らがしんどい時は8号車である私たちがコールやペンライトで彼らを勇気づけたい。そう思えるくらい、今までたくさんのものをもらってきた。ライブ中、きっとメンバー自身も不安な中8号車を楽しませてくれようと一生懸命な彼らをどうしようもなく愛しいと思った。タカシがライブの最後に「僕たちは不安」と言い切って「その僕たちの不安を8号車のみなさんで取り除いてほしい」みたいなこと言ってた。これから、彼らの「不安を取り除く」という恩返しがしたいな。


そして、ユースケくん。「超特急です‼︎‼︎‼︎‼︎」ってほんとすごい歌だね。あんなに会場が一体になれる歌って他にあるのかな。ファンもメンバーの一員という考えを表してて、こんな素晴らしい歌を作ってくれてありがとう。超特急を愛してくれたユースケくんだからできた歌だよね。本当にお疲れ様。本当に、本当にありがとう。


帰り、東京駅は人で溢れかえっていて、通り過ぎる人たちは私のことなんて知ったこっちゃないし超特急のこんな大事な節目すら知ったこっちゃない人が大半なんだろうな、と思うとつれない世界だな〜って感じて泣きそうになった。でも、こんな何億と人がいる中で同じ時代に超特急という最高のグループに出会えたのってめちゃくちゃすごいことじゃない?奇跡だ…………

超特急が東京ドームのその先にある8号車の笑顔を考えてくれてるように、8号車も超特急を笑顔にしたいと私は思います。


自分の感情整理の意味も込めてこのブログを書きましたが、なんせライブで情緒がぐちゃぐちゃだったので、いつものことながら文章がめちゃくちゃですね。もし、ここまで読んでくれた人がいるなら、読みにくくてごめんなさい。


誰かを推すことってお金がかかるし、時にはしんどくなったりするし、でも、生きがいにもなるし、私の中では推すか推さないかって人生の大切な選択なんだよな。確かリョウガさんも「人生の中での選択」という言葉を使ってくれてた気がする。

私は超特急をこれからも推すという選択をしたい。