松尾太陽くん、ソロデビューおめでとう
松尾太陽くん、ソロデビューおめでとう。
こんにちは、まくです。
ついこの間もブログを更新したような気がしますが、今日も元気に書いていこうと思います。それだけ嬉しいことが多いってことですね。
松尾太陽くんのソロデビューが２０２０年６月２４日に発表されました。
その前日には松尾太陽名義のYouTubeチャンネルが開設されていました。
嬉しいことばかりでした、本当に。その嬉しいという感情を忘れないように、いつでも思い出せるように、言葉を綴っていきたいと思います。
まず、太陽くんの歌について。
ソロデビューの前日、YOASOBIさんの『夜に駆ける』とOfficial髭男dismさんの『LADY』のカバーがYouTubeで公開されました。
初めに聞いた時は「歌うま・・・」「顔良・・・」といういつも通りの語彙力/zeroな感情になりました。最早通常運転。
ただ、何度か聞いていくうちに、どう表現するのが適切なのかわからないのですが、共感性羞恥的なのが働いてきて、途中で歌を聴くのをやめました。正直自分でも初めての現象だったので結構驚きました。推しをこんなにも応援したいのにこれから彼の歌を聴けないかもと思うとゾッとして、すぐ原因を調べることにしました。原因を調べれば対策は練ることができると思ったので。
結論としては、「太陽くん」の歌声に私が聴きなれてなかったことが原因でした。
超特急のタカシくんの歌声は、みなさんご存知の通りかと思いますが、「何にでも染まる」「憑依型」とよくファンの中では表現されてますよね。超特急の１つの武器と言っても過言ではない「様々なジャンルの音楽を魅せる」というのをタカシくんはその歌声で支えてくれています。タカシくんだからこそできることだと思ってるんですよね。ただ、だからこそ、歌で自分を表現する、歌で自分を出す、ということとは少し離れたところにあったのかな、とも個人的に考えました。
今回YouTubeにアップされたカバーを何度か聴いて、太陽くんって歌でこんなにストレートに自分の解釈を出していけるような人なんだとびっくりしました。といっても、私が勝手に太陽くんが「こう解釈してるだろうな」と想像してるに過ぎないのですが。ただ、「タカシくん」の時の歌よりも「こう解釈してるなのかな？」と想像しやすいな、とは思いました。
YOASOBIさんの『夜に駆ける』、MVや歌詞を見ても悲しい歌だと私は思うんです。儚い歌声も相まって、大切な人との別れの小説を読んでいる感じだという印象だったのですが（私の理解力はめちゃくちゃ低いのでそういう歌じゃなかったらすみません）、太陽くんが歌うと、「このふたりの未来、なんか明るくね？」って感じました。別れのその先にある二人の未来が明るくありますように、という願い的な感じに聞こえたんですよね。
Official髭男dismさんの『LADY』、MVや歌詞を見たら「過去の大切な人との思い出や未練を歌で成仏させる」ってイメージを受けました。きっと大切な人との思い出は鮮明に覚えてるんだろうけど、隣にはその大切な人はいないんだろうなって思った。けど、太陽くんが歌ったら、隣に大切な人がいて、大切な人を想って歌ってる感じがした。髭男の人と太陽くんの過去の長さが違うといったらいいんかな。髭男の人は、結構前の記憶思い出してる感じだけど、太陽くんは先週とかそのくらいの喫緊のくらいの話をしてるみたい。カバーの中では歌ってなかったけど、歌詞には「すれ違う」「意地を張って離れる」というマイナスの言葉もあるけど、太陽くんの歌い方だとそれもただの痴話喧嘩程度で、それも乗り越えて幸せになろうねって感じ。
この２曲を通じて、太陽くんの圧倒的な明るさに「陰」の私は目がくらんでしまいました。個人的な話になって申し訳ないのですが、私は基本的に暗い性格で、基本的には死にたいとは思ったことは一度もないけど「生きたくない」と思ったことはめちゃくちゃあるし、他にもででにーらんどに対して昔は「ででにーらんど側が「お前らこんなのが楽しいんやろ？」と思って供給したものをまんまと楽しむのが嫌」とか言ってたひねくれ陰キャクソ野郎なんです。だから、太陽くんの根っからの善性が歌声を通じて脳に直に届いて、共鳴して、今まで抱いたことのない感情になって、その違和感を共感性羞恥的に感じたんだと思う。
「太陽くん」のまぶしすぎる歌声に私が聴きなれてなかったことが原因でした。
その後何度も聴くと聴きなれてきて、歌を聴いた人が前向きになるように手を取ってくれるような優しくていい歌声だなって思いました。
と、同時に、太陽くんってこういう風に歌を歌う人なんだなって思いました。自分なりの解釈を歌に乗せられる人なんだ、と（あくまで私の推測です）。
何にでも染まる「自分をなくす」タカシくんと自分の思いを歌に乗せて「自分を出す」太陽くん。ここで、私は一つの結論に達しました。
その両者を兼ね備えてるボーカルって最強では？
次に、ソロデビューのお話ですが、私は率直に嬉しいです。
元超特急のボーカルの人が脱退してソロで活動している、にもかかわらず、タカシくんが超特急に在籍したままソロデビューするって、事務所とよっぽどの信頼関係がないとできないことだと思うんですよね。タカシくんが今まで積み上げてきた努力、信頼がソロデビューに繋がったんだと思っています。しかも、ミニアルバムの楽曲提供陣も豪華なことから考えると事務所もかなり後押ししてくれてる感じがしています。
あと、これはちょっとネガティブな話になりますが、このソロデビューを受けて「解散！？」みたいな話をしている人達がいるみたいですね。
確かに、この先何がどうなるか本当に誰もわからない。超人気グループだって解散することはあります。でも、本当に最悪の事態が起こったとしても、太陽くんはソロデビューをしたことから、その活動を通じて歌い続けてくれると思うんです。松尾太陽が歌い続けてくれる限り、その中に「タカシ」は必ずいると思います。超特急はボーカルとしてのきっかけなので、いないわけがないと思います。どんな状況になったとしてもタカシくん／太陽くんの歌を聴ける保障がある、というのは私にとっては嬉しかったです。
あと、もしそういう最悪の事態になった時のために事務所がタカシくんに居場所を用意してくれたな、とも感じました。タカシくん以外のメンバーは俳優だったり、バラエティ番組、ゲーム、ダンスで食っていけると思うのですが、正直に言って、現状タカシくんには超特急以外の居場所が少ないと思います。事務所が歌でこの先もずっと食べていけるようにタカシくんの雇用を守ってくれたのかな、と考えたりもしました。
最悪の事態を前提とした話ですまんな・・・という気持ちでいっぱいです。
シンプルに、今までのタカシくんの言動を見てておかしいなって思ったり引っかかったこととか全然ないので、事務所やメンバーとも話し合ってきっちり手順を踏んでソロデビューしたと思ってるんですけど・・・だから解散とかはないと思うんですけど・・・とても誠実で真面目で優しい人だと思ってるので・・・
ソロの音楽活動って超特急の時のようにダンスという表現方法がない分、歌の直球勝負になるじゃないですか。これから太陽くん／タカシくんがどんな歌を聴かせてくれるのだろう、と思うと期待と楽しみしかないです。
長々と書きましたが、読んでいただきありがとうございました。
